弱いメンタルを強くする!

メンタルと体調の関係

メンタルがダメになると体調を崩す…というのはよくある話ですね。精神科にお勤めの看護師さんであれば、うつの症状に頭痛・不眠・食欲不振・吐き気などがあるのはよくご存知だと思います。
うつのような病気になっていないとしても、看護師はもちろん、多くの人は何らかのストレスを感じています。そのストレスが体調に悪影響を与える仕組みはどのようになっているのでしょうか。

例として、ストレスの原因を上司としてみます。
ストレスの原因である上司があなたに声をかけてくると、「何を言われるのだろう」と身構えてしまい、脈拍や血圧の上昇、筋肉の緊張が起こります。毎日職場で顔を合わせているので、その緊張状態は継続。この状態が続くことにより、自律神経が乱れたり、筋肉の緊張から痛みが生じたりしてしまい、体調を崩してしまうのです。

精神と体、どちらもバランスよく保ってこそ健康だと言えますね。

心が折れる原因を探ってみよう

仕事、お金、病気や介護。
これは、厚生労働省による『平成24年国民生活基礎調査』の結果による、ストレスの原因トップ3です。

看護師のストレスの原因には、女性であることが大きく関係してきます。
女性の多い職場では、どうしても揉め事が多くなってしまいます。派閥とまではいかなくても、仲の良いグループができたり、そこに入れず浮いた存在になる人が出てきたり。どうしても相性が合わない上司や同僚がいたり…。看護技術に不安がある、やりたい仕事ができないなど、業務上の問題もストレスになりますね。
また、家庭を持っているならば、仕事と家事の両立がうまくできない、子どもに関する悩み事、親の介護、家計の問題などもストレスの原因として考えられます。

ストレスに負けて心が折れたり、体調を崩したりする前に原因を見つけて解決したいですね。

メンタルケアで心の負担を解消!

心が折れてしまう前に転職や専門家に相談するなど、解決策はいくつかあります。でも、まずは自分でできることから取り入れてみましょう。

◆「できている!」を実感
仕事や家庭のことなど、するべきことをチェックリストに挙げてみましょう。できたものからチェックを入れていくと、自分が本当はしっかりやれていることが目に見えてきます。

◆笑う・泣く
笑うことでストレスは解消されます。明るい気持ちになれるだけでなく、NK細胞が活性化することにより免疫力もアップするのです。これは、笑いが体調管理にもつながるというこですね。
また、泣くことも大切。泣きたいときは、長時間クヨクヨするより思いっきり泣いてスッキリしましょう。感動ものの映画で号泣するのもおすすめ。泣くことは気持ちをリセットするのに効果があるそうです。

◆体を動かす
精神的に疲れたときは、思いっきり体を動かしてみましょう。一生懸命取り組んで汗を流すことにより、スッキリとした気持ちになれます。

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